2024年12月アーカイブ
昨日、出勤途中の電光掲示板の温度計は-2℃でした。
村内を歩くとザックザックと足元の霜柱が崩れます。
氷点下になると地中の水分が地表に沁み出し、細かい柱の形に
凍結したのが霜柱です。
でも、お楽しみはこれではありません。
メタセコイアの並木が綺麗な道。
夜になると…
今日も学芸員の先生と二人で
午前中、村を出発し、宮沢林道から吾妻の平まで
ゆっくりと2時間かけての二人観察会です。
私の目的はルリビタキでしたが、
先生の指導のもと、今回は苔(コケ)を勉強しました。
関東はやっと冬らしくなってきたところ、自然界ではすでに春の準備が進んでいることが分かりました!
左の2枚の写真は、トチの冬芽とトチの実。冬芽は春に葉や花を開かせるために準備しているのです。
トチの実は、トチノキの実です。
「実」と言いつつも種なので、この実を植えたらトチノキが生える・・・かも?
だんだんと、冬らしくなってきましたね。
寒い季節にこそ、みんなで火を囲んで、暖かいものを食べたいですよね。
冬のデイキャンプ、1月の主催事業はまだまだ受付中です!
今日はお昼過ぎに学芸員の先生と二人で
散策に出かけました。
二人で歩くと、一人では気がつかない生き物たちに出会えます。
野山を歩くと、この時期はあちこちに赤い実が目につきます。
中でもひときわ鮮やかで目を引くのがハダカホウズキです。まるで、赤いランプのようです。
食べられますか?と先生に聞いたら、一回は何でも食べられるそうです。はい、食べられません。
朝晩の冷え込みが厳しくなってきたこの頃です。
それでも晴れて風のない日中は
小春日和の過ごしやすい日になります。
赤く染まったモミジの下を
キラキラ光るウラギンシジミが飛びます。
こんな日は蝶たちもつかの間の暖かさを楽しみます。