昨日、出勤途中の電光掲示板の温度計は-2℃でした。
村内を歩くとザックザックと足元の霜柱が崩れます。
氷点下になると地中の水分が地表に沁み出し、細かい柱の形に
凍結したのが霜柱です。
でも、お楽しみはこれではありません。
これは、シソ科シモバシラ属の多年草で植物のシモバシラです。
日本の固有種で関東以西~九州に分布しています。
花の咲く時期は9月~10月頃です。花言葉は「健気」。
写真がないのでイラストで我慢してください。
冬に枯れた茎が吸い上げた水が凍り
霜柱のようになることが名前の由来です。
シャーベットのような氷はまるで、枯れた茎に咲く花のようです。
あっという間に解けてしまいます。
そのため、氷点下の寒い日の早朝しか見られない
Winter ephemeral(冬のはかないもの)です。
この時季に第一野草園に数本見られます。
仏果山の登山道には群生しているシモバシラが見られるそうです。
氷点下の早朝、健気な人はぜひ、トライしてみて下さい。
髙梨(コーチ)