くっつき虫は虫ではなく、動物などにくっついて分布を広げる植物です。
この半月型の植物は「ヌスビトハギ」と言います。
その名の通り、盗人のようにいつの間にか衣服に貼りついています。
写真のズボンに貼りついているのは果実、中に種が入っています。
果実は触るとベタベタしていますが、
実際はベタベタの成分がついているのではなく、
マジックテープのようなカギ爪が細かくびっしりとついているため、
それが引っかかってベタベタするように感じるそうです。
先日森のようちえんに来てくれた子が
このヌスビトハギで、
顔を作ってくれました。
服の色も相まって、なんだかジャックオーランタンに見えます!
一足先に、ハロウィンを感じられました。
植物の不思議を使って、こんな面白い遊びもできるのですね。
みなさんも、ヌスビトハギを見つけたら、ぜひ触ってみてください。
みよっしー