こちらはシンジュサンと呼ばれる蛾の幼虫です。
題名の「ミツキムシ」とは昔呼ばれていた名前で、
大人の姿になると翅に三日月模様が入ることからその名が来ています。
今は明治ごろから入ってきたニワウルシ、別名「神樹」と呼ばれる植物をよく食べることから
シンジュサンと呼ばれています。
白地でトゲトゲしていて、先端は水色になっています。
自然の物とは思えないくらい綺麗な色をしていますが、
どこか毒々しくも感じます。
しかしそれは幼虫の狙い通りで、実際は毒はありません。
なので触ることもできます。
今回は冬を越すために繭になりそうにも見えたので触らずにそっと観察しました。
昨年は8月末に大人の姿を1度見ることができましたが、
今年は出会えませんでした。
来年、元気な姿と出会えることを楽しみにしています。
かわっち