巣を作っているのは棚蜘蛛科のクモたちです。
今年は例年に比べて大量に発生しているようで、日が差すととても綺麗です。
今回はそんなクモの巣について紹介します。
私たちは「クモの巣」と呼んでいますが、専門家は「クモの網」と呼びます。
実際にそこに住んでいるわけではなく、獲物を捕るための道具だからです。
クモが糸の上を歩いている様子をよく見ると思いますが、
クモ自体が糸に引っかからないことを疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
クモは実は数種類の糸を用途に合わせ使い分けていてるのです。
「クモの網」の中心から伸びているのが縦糸、螺旋状にまかれているのが横糸です。
横糸にはネバネバした玉が付おり、獲物を捕まえるために使います。
縦糸にはねばねばの玉は付いていません。
この糸の上だけを歩くことでクモは引っかかることなく自由に移動ができるのです。
気になる方は、ぜひ実際にクモの巣を触って確かめてみてください。
触るときは優しく触ってくださいね。
そでちゃん