山椒は小粒で...

サンショウの実.jpg

山椒は小粒でぴりりと辛い。

村の林縁などに自生している山椒(サンショウ、ミカン科サンショウ属)

春先の若い葉は木の芽として、和食の香り付けに使われます。

そして、今、なっている山椒の実はつくだ煮や醬油漬けにして楽しめます。

 

今回は山椒についてではなく、サンショウクイという、野鳥についてお話します。

 

 

リュウキュウサンショウクイ.jpg

この鳥はリュウキュウサンショウクイという、野鳥です。

サンショウクイは夏鳥として日本にやって来て子育てをして、秋には東南アジアに渡って

行く、渡り鳥です。

写真のこの鳥はリュウキュウサンショウクイといって、本来は沖縄県や九州南部にいた留鳥が

次第に生息場所を北に広げ、今では、関東地方でも一年中見られるようになりました。

                           これも地球温暖化の影響でしょうか。

 

リュウキュウサンショウクイがバッタを捕まえた.jpg

サンショウクイもリュウキュウサンショウクイも鳴き声は「ピリリリ」、「ヒリリリ」と表現され、

山椒は小粒でぴりりと辛い、という諺が連想されサンショウクイ(山椒喰い)と名付けられました。

てっきり山椒が好物と思ったら、食事はもっぱら虫です。写真はバッタを捕まえています。

 

スズメより大きく尾羽が長い。ほっそりとした体型で一見、セキレイに似ています。

ピリリリと鳴きながら上空を飛ぶ姿を見かけます。村ではほぼ毎日観察できます。

声が聞こえたら直ぐに上を見上げてください。飛び去るリュウキュウサンショウクイを発見できます。

 

髙梨(コーチ)

 

 

 

2024年7月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

月別 アーカイブ

アイテム

  • 20240719 (2).jpg
  • 20240719 (1).jpg
  • リュウキュウサンショウクイがバッタを捕まえた.jpg
  • リュウキュウサンショウクイ.jpg
  • サンショウの実.jpg
  • 20240717.jpg
  • 0716 (1).jpg
  • 0716 (4).jpg
  • 0716 (3).jpg
  • 20240714 (1).JPG