炎天下の路の上で体をくねくねさせているミミズを
見たことがある人は多いと思います。
何故、ミミズは危険一杯の地上に出て来るのでしょうか?
ある者は強い陽の光の中で体を干からびさせたり、またある者はアリの軍団の餌食になるもいます。
その理由として考えられるのは
〇雨水が地中にあふれて、呼吸困難になり、思わず地上に出てきてしまった。
〇地面をたたく雨音を、天敵のモグラが近づいてくる音と勘違いして地上に出てきてしまった。
この2つが有力らしいが、解明されていません。
そこで、一つの仮説を考えてみました。ミミズは空を見たかったのではないか?
いつも暗い土の中にいるミミズだからこそ、湿気の多い雨上がりの朝はチャンスとばかり
地上に出て来るのではないか?
でも、一度地上に出たら、そこはアスファルトとコンクリートの世界、土の中に帰れる保障は
全くない。にもかかわらず、空を見てみたいという願いをかなえるため、命をかけて地上に出て来
る。
だとしたら、そんなロマンあふれるミミズの行動に「幸あれ」と願わずにはいられない。
注、ミミズには目はありません、きっと、心の眼(まなこ)で見ている
髙梨(コーチ)