遠くから懐かしい声が聞こえて来ました。
ピーリピッポピピィ、ポッピピピリリ
キビタキの囀る声です。
ここ何年か村を訪れている、通称、愛の介でしょうか?
村を訪れる代表的な夏鳥のキビタキは、東南アジアから日本で子育てをするため
海を超えてやって来ました。
新緑の木々の中で見ると、はっとするような美しさです。
特に愛の介は人をあまり恐れず、
かなり近くまで来て囀ります。
自然観察会ではいつも人気者です。
今回やって来たキビタキが愛の介かどうか、まだ、わかりません。
2日後の26日には姿が見えるところまでやって来ました。
もう少し慣れてきたら近くまでやって来るかも知れません。
その一方でグランドを群れで走り回っていた冬鳥のツグミたちが
同じく24日に突然姿を消しました。
思われます。
長い旅路です。無事に目的地に到着出来るように
祈るばかりです。
出会いと別れの春の渡りがやって来ました。
髙梨(コーチ)