こちらはウスタビガという蛾で、体が全体的にモフモフしているのが特徴です
手のひらより一回り小さいくらいの大型で、慣れない人はビックリしてしまうかもしれませんが、ロッジの明かりに誘われて夜に訪れ、朝になっても帰らないお寝坊さんが何匹か残っています
実はこの蛾、黄色だけでなく、茶色や赤色の個体もいます。
黄、赤、茶、、、、
最近村内でよく見かける色ですね
もうお分かりかと思いますが、そうです、紅葉です
この蛾は木々が紅葉する時期に成虫になり、活発に活動します
外敵から身を隠すために、自身も紅葉に合わせた色合いになっているわけですね
さらに面白いのが、この蛾の繭です
こちらがその繭なのですが、なんと緑色なんですね
繭の時期はまだ木々が紅葉しておらず、緑の葉が生い茂っています
なので、これも身を隠すための戦略です
緑色の繭から、黄色や茶色や赤色の蛾になる。まさに紅葉する蛾ではないでしょうか!
へびお