炊事場近くのエノキ、ここにはある生物が生息しています
エノキの下にある落ち葉を掻きわけていると...
いました!オオムラサキの幼虫です!
まさに今回探していた生物です。
オオムラサキは冬に幼虫の状態で越冬して、春が来たら活動を再開し、蛹の期間を経て夏には成虫になります
秋になって餌である葉っぱが落ち始めると、その落ち葉に張り付いて冬を越します。
実はゴマダラチョウという蝶の幼虫も、同じようにエノキの下で越冬するのですが、今回は見つかりませんでした
今の時期の幼虫はとても似ていて、同じような色、形、大きさをしていて一見見分けるのが難しく思うかもしれませんが、実は簡単に見分けられます。
背中にある二つ並んだひらひらした突起が、4対だとオオムラサキで、3対だとゴマダラチョウです
今回のは四対なのでオオムラサキだとわかりました。
生き物の冬の生態を知り、実際に目の当たりにすると感動します
ちなみに私は村内でオオムラサキの成虫を見たことがないので、この子が来年立派な成虫になって私の前に現れるのを楽しみにしています!!
へびお