早咲きの桜が咲き始めましたという
便りがあちらこちらでようやく聞かれるように
なりました。
ここ２～３日の陽気で一気に開花が加速したようです。
残念ながら、ふれあいの村の早咲きの河津桜はまだ、0.5分咲きです。もう少しがまんです。
それでも、春の日差しは越冬中の虫たちを目覚めさせるには十分な暖かさです。
しらかば棟の外灯の周りの白壁に
３匹のシャクガの成虫がとまっています。
これは、暖かさというより夜の灯にさそわれたのかな？
ヒロバフユエダシャクです。
緑色の虫がひらひら飛んできて
近くの壁にとまりました。
クサカゲロウです。
う化したのかなと調べてみたら、この時季に見られるのは
成虫越冬した個体らしい。
こんな、きゃしゃな体で冬を越えたクサカゲロウに自然のたくましさを感じます。
最後はこれも成虫越冬するアカタテハです。
ピューっと飛んできて第１ファイヤー場のコンクリートの
椅子にとまりました。
驚かさないように、そーっと近づきパチリ！
アカタテハは、全身をつかって深呼吸をするみたいに
翅を閉じたり開いたり。春の空気を身体に取り込んでいます。
昨日まで咲いていなかったユリワサビが咲いたり、カタクリの小さい葉がどんどん出てきています。
毎日の変化が楽しいふれあいの村の自然です。
髙梨（コーチ）
