生き物から学ぶ

 昨日の寒さが嘘のように風もなく穏やかな日だ。
気温もぐんぐん上がり11℃。
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 陽だまりのホトケノザの方へとテングチョウが横切っていった。
同じ方向へひらひらと飛ぶクサカゲロウが暖かい草むらに下り
たが、また元気よく飛び去った。
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 いつもと違った暖かさで、カワラヒワの群れがゆっくりと
ドイツトウヒにとまった。雌のジョウビタキが尾羽を「ちょん、
ちょん」と下げお辞儀をするしぐさを見せた。モミの木には、
いつものところにいつものようにトビが止まり森の王様の
ように辺りを眺めていた。
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 「ケンケン」「ケンケン」と鳴く声に誘われて土手の方
へと向かうとキジが羽音を立ててあたりの枯れ草を飛ばし
ながら鋭く鳴いた。こちらに気づいているのに悠々とし
貫禄がある鳥だと思った。
 カシラダカ、ムクドリ、アオジ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、
シロハラなども荒れ果てたように見える地面から餌を探す
活動をしていた。
 
 事務所に帰る支度をしていると、今年初めてのルリビタキ
が飛んできた。地面に降りて餌をついばんでいたが、羽を光
らせながら飛んでいった。
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 それぞれの鳥達が、それぞれの活動をしていた。
寒い冬場をどう乗り切るかを工夫しているのを見て、
鳥達の住む環境の厳しさを感じた。人間も地球に住
む一員であることを自覚しなければならないと感じた。
 
 学ぶ心あれば、生き物は、みな教師。という言葉を感じた一日だった。
【担当:吉田文雄】
 

2026年9月

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