事務所で洗濯をしていたら、
洗うはずの無いものが出てきて…。
洗濯機に入れた覚えのないもの。
…何か動いている!
大きめのムカデでした。
どこからやって来たのか。
洗濯物に紛れていたのか、いつからいたのか…。
と、あれこれ考えましたが、何より、
洗濯ものと一緒に洗われてしまったムカデ。
洗剤まみれになって弱ってしまったかな?と心配しました。
布の上に乗せてしばらく見ていると、
人がゆっくり呼吸をする速さと同じように、
触覚を上下に動かしていました。
辛そうにも見えたけれど、草むらに帰っていきました。
ムカデは、毒を持っていて危険なイメージですが、
子育ての際は、愛情深く子どもを守るそうです。
卵を約1ヵ月間、飲まず食わずで守り、
生まれてからも、しばらくは抱いて守るそうです。
そして、ゴキブリを食べてくれるのだとか…!
私の中では、ムカデは益虫になりそうです。
危険と思われる生きものたちも、私たち人間の側で
懸命に暮らしています。
これから先も小さな生きものたちが
懸命に暮らせる環境であってほしいと思います。
ばんび