日当たりの良い、カラムシ(イラクサ科カラムシ属)の
葉の上にカマキリの幼虫がいます。
向こうも気がついたらしく
なんと、葉の葉脈にそって、腕まで伸ばして、擬態を始めました。
でも、完璧に見えてます。
そんなんじゃ、やられちゃうよ!と頭を指先でツンツンしたら、ピョンとはねて、逃げて行きました。
しばらく歩くとまた、何本かのカラムシがあります。
葉の上にまたしてもカマキリの幼虫がいます。
この子はさっきの子とは違い、かかってこいとばかりに
なんと、ファィティングポーズです。
大人ならまだしも、全く迫力がありません。
またしても、頭をツンツンしたら、同じようにピョンと飛んで逃げて行きました。
同じカマキリの幼虫でも、擬態して難を逃れようとする者や、攻撃的になる者がいます。
実に興味深い、対応策です。
でも、どちらも、生き残ることに必死です。
カマキリの卵塊は200~300の卵が入ってますが、成虫になれるのは10匹くらいです。
今日出会った2匹は果たしてこの後、どんな試練が待っている事でしょう。
髙梨(コーチ)