大きな災害の多い日本。
地震、火事、水害などなど、
完全に避けることは難しいこの状況に、
私たちは常日頃から備えることが大切です。
先日、スタッフが集まり、防災訓練の一環として、「消火訓練」を行いました。
本格的なものを想定し、灯油をかけた薪を燃やして
実際に消火をしてみました。
まずは、家庭用の消火器の威力を試してみます。
フライパンの油火災などを消化するためのものですね。
スプレーを吹きかけるだけと使用方法は簡単。
意外と威力がありましたが、燃えた薪を消すとなると難しい…。
ただし、燃え上がった炎はなくなったので、とにかく目の前に上がる火を消すには効果的かと。
続いては、施設にもある実際の消火器を使って実践。
使い方を一つひとつ確認し、いざ消火!
粉が出てくることに驚くスタッフも。
この粉が、燃えている部分にまとわりついて、
延焼しにくくしてくれます。
よくある訓練だと、平面を燃やすことが多い。
今回は、まとまった薪を燃やすということで、中までしっかりと鎮火させるのは難しい。
あくまでも、初期消火。お客様の誘導時間を確保したり、消防到着までの延焼を少しでも少なくしたり。
そんな確認をしました。
火事は起こしてはいけない。わかっていつつも、災害時は何が起こるかわからない。
日ごろの訓練で実際に使い方を知っておく、頭の片隅に経験を残しておく。
そんなことが改めて大切だと感じました。
災害で悲しい思いをする人が一人でもいなくなるように。
日ごろの備えを一緒にやっていきましょう。