子供の頃、捕虫網を持って野山を走り回っている頃
モンシロチョウと思って捕まえた蝶が「あれ?違うぞ‼」
と家に帰り、図鑑で調べて、それがツマキチョウであることを知りました。
遠く、幼い日の思い出です。
モンシロチョウやスジグロシロチョウとそっくりな蝶です。捕まえたり、良く観察しないと分かりません。
翅の色は表は白色で中央に黒い斑点、前翅の先がとがっているのが特徴です。
その部分が黄色いことから「褄黄蝶」と言われます。翅の裏側は迷彩色みたいです。
写真の蝶は黄色くないので、メスの個体です。
ゆっくり飛んできて紫色のセリバヒエンソウにとまり、蜜を吸ってます。
この蝶を見られただけで、今日は山に来て良かったなと思う、そんな、蝶です。
髙梨(コーチ)