オオカマキリの卵鞘(卵のかたまり)です。
例えば、モンシロチョウは蛹(サナギ)で、
ナミテントウは成虫越冬をします。
カマキリの仲間は卵で冬を越します。
秋にメスは草や小枝に卵鞘という卵のかたまりを産み付けます。
春になると、卵鞘から200匹ほどの幼虫が一斉に孵化します。
その様子はとても、感動的です。
出来るだけ、自然と同じ環境において、
幼虫が生まれたら、野原にかえします。
200匹生まれても、無事に成虫になれるのはほんの2~3匹です。
強いオオカマキリでも、幼虫のうちは、他の昆虫などの餌食になってしまいます。
まずは、無事に生まれるのを見守りたいと思います。
髙梨(コーチ)