今日は青空が見え、暖かく気持ちの良い日ですね。
村を歩いていると、懐かしいものに出会えました!
懐かしいもの。それはきっと私だけが思うもの…
愛川ふれあいの村に来て約2年が経ちますが、
初めて村の中でタヌキのタメフンを見つけました。
すごく探していたわけではないこともありますが…
タヌキは「タメフン」といって、多くのタヌキたちが使う
公衆トイレのようなものを作ります。
タヌキたちはタメフンから、トイレをしていったタヌキの
体調、食べ物の場所、恋の予感などの情報を得ています。
タメフンは、タヌキたちにとって大切なものです。
しかし、匂いが臭かったり、糞から感染症をもらってしまったりと
私たち人間にとっては厄介なものでもあります。
タメフンは、畑などに作られることも多いです。
人間がタメフンを掃除しても、タヌキたちはまた
同じ場所にタメフンを作ります。
タメフンを作らせたくない人間と、作りたいタヌキ。
私は学生時代、そんな両者がより良い関係で生きていくには
どうすればよいか、という研究をしていました。
内容はまた別の機会に紹介させてください!
長くなりましたが、学生時代にほぼ毎日見ていた、
村の中で見つけられなくて寂しかった(?)、
タヌキのタメフンに出会えて、「懐かしい」と思った日でした。
みなさんもぜひタヌキのタメフンを探してみてください!
触らないように気をつけて、触ったとしてもよく手を洗えば
観察できます。
運が良ければ、タヌキに会えた、なんてこともあるかもしれませんね。
バンビだけれどタヌキが好きな
石川(ばんび)