そんな中、おもしろい発見がありました。
古いプレートをはずしたら、幹の樹皮に
何やら緑色の物体があります。
一緒に回った吉田学芸員から
クヌギカメムシの卵塊だと教えて頂きました。
卵をうむとき、母親が
寒い冬を無事に越せるように
雪や風が直接当たらないプレートの裏を
産卵場所に選んだと思われます。
小さい虫なのに、母の大きい愛を感じます。
以前、枯れてしまって、新しく植樹した、
ニワトコが鹿にやられていました。
元気に育っている木もあれば、先日の雪で
太い枝がボッキリ折れてしまった木もありました。
きっとまた、復活してくれると思います。
ゆっくりと春の村内を散策しながら樹木を観察するのは、なかなか素敵です。
高梨(コーチ)