春の村には、色とりどりの花が咲き乱れています。
その中の一つに『二ホンタンポポ』があります。
よく見かけるタンポポは『セイヨウタンポポ』という種類の外来種。
日本古来の『二ホンタンポポ』は年々減少して、草花の『絶滅危惧種』と言われています。
村内を歩いているとあちこちで『二ホンタンポポ』を見ることができます。ここ数日、花が一気に綿毛に変わってなんとも春らしい光景です。
タンポポは江戸時代まで『鼓草』という名前で呼ばれるのが一般的だったそうです。
その『タン』『ポポ』という鼓の音から『タンポポ』という花の名前になっていった、と知りました。
今まで当たり前に『タンポポ』だと思っていたのが、『鼓草』だったなんて…!と驚きでした。
知らなかったことを知ると、新鮮な感覚が得られ、その日の充実感も増すような気がします。
今日は、施設内の巡回をしながらナッティーと1本だけ綿毛を飛ばしてみました。
来年は、今年より更に素敵な光景が見られることを願って…
みなさんも村にいらした際には、その時々の自然に目を向けてみてくださいね。
小島(ぴけ)