今咲いている花。
まずはこちら。
とても美しいボディに、柱頭の青がアクセントになっています。
村のブログでもたびたび紹介されている“ギンリョウソウ”です。
人は何かに例えることが好きなようで…
一度見たら忘れない、変化に富んだ花。
中から伸びる1本を釣り竿に例えて“ウラシマソウ”といいます。
これから咲く花。
宮ケ瀬眺望の看板からフジを見ていると、赤い葉柄の目立つ“サルナシ”を見つけました。
よく見てみると、たくさんのつぼみを付けていました。
実は甘酸っぱくておいしいため、山で見かけた際はぜひ…といっても出が届かない場所にあることが多いです。
こちらのつぼみ、花が咲くと泡が吹いたように見えることから“アワブキ”といいます。
人は食べないと思いますが、スミナガシやアオバセセリの幼虫が好んで食べます。
可憐な花を咲かせるわけでもなく木材になるわけでもなく…しかし、生き物にとっては大切な木なのですね。
また、村の自然情報をお伝えします。
石川