地面を見れば、キノコが顔を出しています。
遠くからカサカサ藪を鳴らす音が…
気のせいかもしれませんが、少しぞっとしました。
人気(ひとけ)のない村には何が出たっておかしくありません。
さて、本題へ。
村には日に日に“モグラ塚”が増えていくように感じます。
モグラ塚はよく勘違いされがちですが、モグラが顔を出した後ではありません。
掘った穴の余分な土を外に出しているんです。
そんなモグラの生態を知ってか知らずか、誰かさんがモグラ塚を踏んだあとが…
近くのモグラ塚を見てみましたが、踏んだのはひとつだけ。
踏んだのはシカですね。
これを見た瞬間に「これぞ本場のモグラたたきだな」などと思ってしまいました。
私が思うに…
モグラ「もこもこもこもこ…(モグラ塚を作っているところ)」
シカ「おっ、あそこになにかいる!」
モグラ「もこもこもこもこ…(気が付いていない)」
シカ「えい!(力強く踏む)」
モグラ「もこもこもこもこ…(間一髪逃げて、別の場所で塚づくり)」
これを繰り返すことだったのかと。
生き物の世界は不思議がいっぱいです。
お子さんと公園などに行かれた際には、発見したものについて想像を膨らませて遊んでみてください。
石川