。
どこからともなく優しいロウバイの香りがしてきた。体育館の脇にロウバイに花が咲いていた。
昨日の夜に降った雨はやみロウバイの花に水滴が光っていた.
木が揺れないようにそっと近づくと、雨粒の中に青空が広がり太陽がキラキラと光り輝いた.
何となく生き物たちの活動に出会えそうな予感がした.
山茶花の花にヒメヒラタアブとハエの仲間が仲良く活動していた。
サザンカの方からイヌツゲの方へ飛んで行ったチョウが羽を広げ暖かな太陽の日差しを浴びていた。成虫越冬中のテングチョウだ。成虫越冬するチョウは、テングチョウ、ルリタテハ、アカタテハ、キタテハ、ヒオドシチョウやキタキチョウ、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ、ウラギンシジミなどがいます。
ふれあいの村の中でゆっくり探せば見つかりますが、もっと遅い時期が多いようです。今日の気温は朝4℃で寒かったが,昼過ぎには16℃に上昇していました。きっとこの陽気に誘われたのでしょう。
上空をトビが何回も旋回し優雅に飛ぶ姿は、今日の日を満喫しているようでした。ふと見慣れないコケが目に留まった。この村で初めて見たミノゴケであった。何となく今日はいい予感がしていたが、これだったのかもしれないと思った。今年も自然観察会に参加される皆様がたくさんの不思議を発見しますようにと祈った。
【担当:吉田文雄】