今年は長いこと雨や曇り空が続いて、植物が目を出すか出さないか、花を咲かせるか咲かせないかを迷っていることでしょう。
植物の開花などに関しては、狂いが見られるように思います(タイサンボクが例年より1か月ほど遅れて咲くなど)。
虫たちは大丈夫でしょうか。
カブトムシやクワガタ、チョウを見ている様子では時期に関して、それほどの狂いはないように思います。
しかし、好物の植物が少ないと虫も困ってしまします。
そんなことがあるので、今年も見ることができるか心配…いや、楽しみな虫を紹介します。
シロシタバは最近見ることが少なくなったと聞いています。
確かに、樹液に集まるキシタバはよく見ますがシロシタバを見たのは数年務めて去年1回のみです。
キシタバやムラサキシタバなどのシタバガの仲間は下の翅がきれいなので、ぜひ見たい虫のひとつです。
もうひとつはオオセイボウ。
宝石かと思わせるほどのきれいなハチです。
天気のいい日に出会えたなら、幸せな気持ちになりますよ。
今年はなのか今年もなのか気候が安定しませんが、生き物は季節が来れば現れます。
季節がはっきりしないこの頃ですが、生き物から季節を感じていただけたらと思います。
石川