皆さん、こんにちは。本日の村は、少し汗ばむほどの陽気でした。
徐々に冬が近づいている雰囲気もありますが、
まだぎりぎり秋、といった感じですね。
紅葉もまだ残っていますが、だいぶ足元にも積もってきました。
さて、そんな落ち葉降り積もる道を歩いていると、
奇妙なものを発見。連なった落ち葉が宙に浮いているのです。
こういった不思議な自然現象は、だいたい『虫』の仕業のはず。
そう思い、周囲を観察してみると…
いました!
ジョロウグモです。本来ジョロウグモは円型の巣を作るので、
こんな風に縦に落ち葉が繋がることはありません。
おそらく、巣に落ち葉が大量に引っかかり、重みや風で崩れてしまったのではないでしょうか。
30枚ほどの落ち葉が空中で風に揺られる様子は、あまり見ない光景です。
視線を上に向けてみれば、落ち葉が引っかかった網を見つけることができるかもしれませんね。
そろそろ紅葉も、終わりの兆しが見えてきました。
風に揺れるジョロウグモは、崩れてしまった自分の巣に、何を思うのでしょうか。
もしかしたら、意外と楽しんでいるのかもしれませんね。
大谷リオ