村のイチョウは少しずつ散りはじめます。
紅葉の赤とイチョウの黄がともに見られるのも今週いっぱいと言ったところでしょうか。
草をかき分けて生き物を探すと、この時期ならではの姿に巡り合えるかもしれませんよ。
“ルリタテハ”は成虫で冬越しをするのでしょう。
11月のはじめ、まだ羽化していなかった蛹が空っぽでした。
今はどこでじっと暖かくなるのを待っているのか。
軒下か茂みか、洞か。
幼虫や蛹の探し方は、食痕を見つけることです。
たくさん食べられている葉の近くには何かがいます。
庭でもよ~くみると、たくさんの生き物がいることに気付きます。
自分の庭は草刈りできれいに整えますよね。
生き物を見つけたり、食痕を見つけたなら、その草はむやみに刈らない方が生き物のためです。
少しでも生き物に優しい生活を送ってみてはどうでしょう。
幼虫を見て「ぎゃー!!!」と叫ぶ前に、どんなきれいな蝶になるのかを調べてもらいたいです。
石川