ゾウムシの仲間であるチョッキリは、
どんぐりに穴をあけて卵を産みます。
落ちているどんぐりを拾ったら、黒い穴が一カ所。
帽子の部分を貫通しています。
どんぐり帽子をずらせば、中の実にも黒い穴が。
幼虫にとってどんぐりの中は、食べ物があって敵がいない、
まさに天国のような環境なのです。
そんな天国のような環境に、少しお邪魔します。
どんぐりを割ると中に丸い部屋が。
乳白色の卵が産み付けられています。
卵が入ったどんぐりを、
チョッキリは枝を切ることで下に落とします。
今の時期、コナラの木の下にはちょっきり切り落とされたどんぐりたちがいっぱい。
来月第一日曜日には、自然観察会も予定していますので、ぜひ愛川ふれあいの村にお越しください♪
大谷