“葉痕(ようこん)”
その名の通り葉のついていた痕(あと)です。
冬場、葉が落ちるため観察しやすくなります。
村では3種の葉痕を発見しました。
まずはニワトコ。
しらかば1とせきれい3の間にあります。
まるで顔のようですね。
顔のように見えるのは維管束痕といい、水分や養分を運ぶ管のことです。
次はクサギ。
これは顔…とは言えませんが、なんとも可愛らしい形をしています。
最後にオニグルミです。
村の中では1番バラエティに富んだ表情を見せてくれます。
クサギとオニグルミは野外炊事場周辺に生えていますので、探してみてください。
葉痕は探せばきっと、まだまだあるはずです。
是非、皆さんも植物の“顔”を探してみましょう。
おもわず笑いたくなるような顔が発見できるかもしれませんよ。
表紙の写真は管理棟のロビーです。
葉痕の展示をしていますので、見に来てください。
石川