はじまりのつどいの前からたくさんの方に集まっていただいたので、
みんなで雪遊びをしたり、じゃんけんをしたり始まる前から愛川ふれあいの村を楽しみました。
はじまりのつどいの後は、簡単にレクリエーションをしたら、
早速豆腐づくりのスタートです。
スタッフの説明を聞きながら、豆腐を作っていきます。
大豆を水と一緒にミキサーにかけて「生呉」を作り、布に入れて絞っていきます。
残ったものが「おから」、絞った生呉は、熱を加えることで「豆乳」になります。
生呉のまま味見をした子は、顔がクシャクシになりました、
感想をきくととても苦かったようです。生呉を加熱していくと、
だんだんと「いい香り」になります。
どこかで嗅いだ事のある匂いがしてくると少しずつ「豆乳」に変化してきている証拠です。
温めた豆乳にニガリを入れていきます。
ニガリを入れるのが、一番の山場。素早く迅速に入れました。
保護者のみなさんも温めるシーンまでは、和やかに子どもたちの様子を見ていましたが、
より真剣な表情で子どもたちに「こうやるんだよ!」と伝えていました。
豆乳を温めている間に、昨日作って食べるはずだった「ごま・味噌・豆腐・蒸しパン」
を実食です。少しお腹も空いていたせいか、ペロリとたいらげていました。
さぁ次は、味噌作りです。
朝から炊いていた大豆も甘い香りを醸しています。
炊いた大豆をミンチ機でミンチにしていきます。モンブランのように、出てくる様子は子どもだちにとって面白かったようで、ところどころで笑いが生まれていました。
大人も子どもも交代しながらミンチをしたことで、およそ30㎏あった大豆はなくなり達成感も束の間、こうじと塩を大豆にまぜます。両手に手袋をして下から上に下から上に大豆を「まぜまぜまぜまぜ…」まだまだ塩とこうじは混ざり切りません。
混ぜること数十分。ようやく混ぜ終わりました。
混ぜ終わった後は、お待ちかねのお昼ご飯です。
豆腐づくりと味噌づくりで疲れた体に、手作り味噌のやさしい味がしみます。
できているかなーと不安な気持ちを抱きながら先ほど作ったざる豆腐をよそいました。
よそってみるとしっかりと固まり、ざるの上にしっかりと豆腐があり、ほっと一安心の瞬間でした。
お昼を食べ終えたら、作った味噌を持ち帰り用の容器に移して、おわりのつどいです。
みなさんの表情は、豆腐づくりと味噌づくりと体験をし、とても充実した表情に見えました。
今回の味噌づくりをきっかけに、手作りの良さを感じていただけたのではないでしょうか。
私自身も手作りの良さを改めて感じることができました。
みなさんの普段の生活でも、料理だけでなく、
料理を作る調味料なども手作りを摂りいれてみるのはいかがですか。
今回、味噌づくりの事業に参加していただいたみなさん、本当にありがとうございました。
また、愛川ふれあいの村でお会いできることを楽しみにしています。
鷲山わっしゃー
※今回作った味噌は、冷暗所にて保管してください。
(陽が当たらず、温度変化の少ない場所で管理してください。)
味噌が食べごろになったら、愛川ふれあいの村より資料を送付させていただきます。