まずは、事務所前です。
「おっ、紫色の大きなねこじゃらし!」と思ったのですが、本名は『チカラシバ』といいます。
この時期、公園などでもよくみられる植物です。
体育館の方へ進む途中、ヒバの植え込みにきれいなクモの巣を発見。
『コガネグモ』のばってんが描かれた巣でした。
このばってんは“かくれおび”と呼ばれ、身を隠すためのものらしいです。
コガネグモは種類によって、巣に色々な形のおびを描きます。
是非、クモの芸術作品をみてみてくださいね。
管理棟裏では小さな虫を発見。
『イヌタデ』ついた、『ムラサキシラホシカメムシ』です。
体長5mm程の小さなカメムシです。
カメムシの仲間は「こっちを向いて。」とカメムシを表向きにすると必ず葉っぱの裏に隠れます。
恥ずかしがり屋ののですかね。
更に村内を歩いていると、ボトッと何かが落ちる音がしました。
まだ青いどんぐりです。
よく見ると穴の様な跡が…
ゾウムシの仲間が卵を産んで落としたのかもしれません。
最後に、『オオセンチコガネ』の“愛(糞)の巣”を見つけました。
オスとメスのペアで巣作りの真最中です。
やはり栄養満点の動物の糞を子どもの餌にするようです。
元気に育ってもらいたいです。
村は少し歩いただけでもこれだけの発見があります。
自然観察や自然にいやされたい方は是非お越しください。
石川