今日からアドベンチャーキャンプがはじまりました。
アドベンチャー=冒険。
冒険とは危ないことを押し切って行うこと。成功のおぼつかないことをあえて行うこととあります。
多少危険なことや失敗してしまうことがあるかもしれませんが、それを乗り越えて冒険を続けてもらいたいという気持ちで行っています。今日からアドベンチャーキャンプがはじまりました。
参加者24名、初めて会う人もいるため子どもたちはとても緊張気味。
参加者の心と体をほぐすゲームを行い、徐々に笑顔が見られるようになります。
「もう仲良くなったよ!」と、伝えてくれた2人は4年生と6年生の女の子でした。
みんなお待ちかねの昼食。
手作りお弁当など大好物が入っていて、みんなの笑顔が増します。
外で食べる班やロッジ内で食べる班、おのおの班で相談して食べる場所は決めました。
昼食のあとは冒険へ出発!
班の中での意見が一致するように村の自然物で“元気になるもの・お腹がすくもの・わくわくするもの”を探しました。
「えーっ、これ元気になる?」などと聞きながら答えをすり合わせていきます。
その中でも全班の意見が一致したものが村でたわわになっているクリでした。
お腹がすくものとしての回答です。
“元気になるもの・お腹がすくもの・わくわくするもの”3種類の自然物を見つけると、宝の地図をゲット!
数々の困難を乗り越えて、原住民が隠したお宝を探します。
「ゆっくりやろうよ。」と、単純な提案でも意見を伝えると、その言葉を皮きりに成功に導かれることもあります。
まさにアドベンチャーというアクティビティもあり、みんな話し人の意見を聞きどうしたら成功するかを考えながら行いました。
キャンプカウンセラー(子どもたちの班についているお兄さんお姉さん)と子どもたちとの関係も良好。
子どもたち同士もより話をするようになります。
野外炊事は鶏のトマト煮とほかほかごはん、デザートはあま~いブドウ。
「どうやって切るの?」と、班のお友達に相談する姿や一緒に玉ねぎの皮をむいたりと昔からの友だちのようです。
大半の子がマッチを擦ったことがあるようで、「マッチやってみたい!」とある女の子が、初めての体験がその子にとっての大きな成長につながります。
班ごとにいただきます。
美味しいごはんに美味しいスープ、全班とても上手にできました。
みんな「おいしい!」と口をそろえて言っていました。
作戦会議は火を囲んで行います。
翌日の山登りの個人目標と班での目標を決めます。
「声掛けを積極的にする。」「班のみんなを引っ張って歩く。」などの目標を決めて明日の登山への気持ちを高めてきます
登山に持っていく荷物の準備をして、「お休みなさい」。
子どもたちはどんな夢を見ていることでしょう。
まだまだ冒険は続きます。石川