アブラゼミの抜け殻を観察してみると、
足や触覚までもきれいに殻が残っています。
太さが1mmにも満たない触覚がいったいどうやって抜けているのでしょうか、不思議ですね。
そして、目は透明なガラスのように透き通っていてとてもきれいです。
背中には白いへその緒のようなものが残っています。
不思議に思い、中を見てみました。
よく見てみると、体内のあちこちから生えています。
実は「空気の出入り口」なんです。
この白い管を使って、酸素や二酸化炭素を運んでいます。
この白い管まで残っているなんて、蝉の脱皮はすごいですね。
もしかすると、まだメタセコイヤの木にいるかもしれません。
みなさんも探してみてはいかがですか。
塚原(わか)