先ずは、『朝のつどい』から1日が始まります。
歌を歌い、体操することで徐々に身体を起こしていきます。
朝食を食べて、ロッジの清掃をした後は、
本日のメインプログラムは、『基礎から学ぶ野外炊事』。
野外炊事のメニューと言えば?
そうです。王道のカレー作りを行いました。
ふれあいの村での学校利用でも1、2位を争う人気プログラムの野外炊事。
薪のくべ方、太い薪と細い薪の使い分けなどの
説明を受けた後は、実践あるのみ。
ただカレーを作っても良いのですが、そこは講習会。
ということで、火の大切さを感じてもらうために、火起こしから開始します。
見るのとやるのとでは、大違い。
簡単そうに見えていた火起こしもやってみると、
これがどうしてなかなか大変。
グループのメンバーで息を合わせないとうまくいきません。
しかし何度か繰り返しているとようやくコツが分かってきます。
「1、2、1、2」、「ロ~ング、ロ~ング」や「ワッショイ、ワッショイ」など
色んな班から掛け声が聞こえてきます。
「それペースアップ!」の声とともにロープを引く手は早くなります。
掛け声揃ってきて、ようやく火が付きました。
1回で点いた班もあれば、
10回以上もチャレンジした班もありました。
最終的には、全班点けることが出来ました。
火がついて、安心して終わりではありません。
ここからが始まりです。お米を炊いて、カレーを作って、ようやく完成です。
自分たちで起こした火の大変さを知っている分、
炊きあがった料理に、さらに美味しさが加わります。
指導する側にとって、伝えることを体験することは大事。
またその体験の楽しさを知っておくことも
もっと大事だと思います。
今回の講習会で学んだこと、感じたことを
ぜひ子どもたちを引率する際に伝えていってほしいと思います。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
2日間の体験をぜひ、愛川ふれあいの村もしくは
次の体験場所で活かしていってください。
【髙橋≪ひろし≫】