村内にこんな虫を発見しました。
とても大きい蟻だ。もしかしたら女王蟻かと思い、
興奮気味に事務所に戻り調べてみると、
「ヒメツチハンミョウ」という昆虫でした。
女王蟻だと思い、興奮していたので少し残念でしたが、
調べてみるといろいろな特徴を持つ虫でした。
写真を撮るために、手で触ったりしていると全く動かなくなる時間がありました。
この時ヒメツチハンミョウは死んだフリをしていたそうです。
そして、タマゴを産む個数も驚愕です。
実に4000個以上の卵を産むそう。「おつかれさまです」と雌のツチハンミョウに声をかけてあげたいくらいの産卵です。しかし、このなかでも生存できる個体は少ないようです。
安易に手で触ってしまいましたが、有毒昆虫で死んだフリをしている時に、
黄色い液を分泌し、それに触れると水ぶくれになることがあるそうです。
撮影中に黄色い液体が手についていたことを思い出し、慌てて手を洗いました。
みなさんよくわからない虫には触らないようにしましょうね。
鷲山わっしゃー