人とは対照的に活き活きとするものがあります。
それはコケです。
まずは右の写真を見てください。
村のケヤキです。
この中に何種類のコケがいるかわかりますか。
おそらく7、8種類はいると思います。
コケはとても空気の汚れに敏感です。
空気が汚れていると生きていけないコケもいます。
そのため、コケは大気汚染の指標として調査されることもあります。
例えば、左の写真のレプラゴケの仲間は大気汚染に強く道路沿いの街路樹でもよく見られます。
右の写真はウメノキゴケの仲間で大気汚染に敏感です。
そのため、あまり都会のまち中で見かけることは無いと思います。
このように森の中とまちで見ることが出来るコケの違いを見つけるのも面白いかもしれませんよ。
「ここはコケが少ないな、空気が汚れているのかな。」と住んでいる地域の空気について考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
石川