主催事業『ユニバーサルキャンプ』。昨日の夜から本日の様子をお伝えします♪
夕食のビュッフェでは、よりどりみどりのおかずに、何をどれだけ取ろうかと悩みながら選びます。自分の好きな物を見つけ、キラキラとした顔になる子や、苦手な物をチャレンジして食べる姿も！ナイストライ☆
お風呂に入ったあとは、『ナイトコンサート』！この日のために結成された『あいかわバンド』による生演奏に合わせ、歌ったり音に合わせてリズムをとります。中にはナイスダンシングする子も♪
熱気に包まれ、盛り上がりをみせたナイトコンサートとなりました。
コンサートのあとは就寝準備ですが、自由時間にみんなでトランプをしたり、話したりと仲が深まってきました。
２日目となった本日。朝から元気いっぱいの子どもたち。みんなに「おはよう！」と声を掛けます。使ったシーツもしっかりとたたみます。
朝ごはんもしっかり食べ、お掃除タイム☆部屋の掃除はもちろんのこと、廊下、階段、ロビーも協力をして掃除します。みんなが気持ちよく過ごせるよう、一人ひとりから共同生活で大切な思いやりを感じます。
そして、２日目のメインプログラムである『アウトドアクッキング』が始まりました。メニューはすいとん、おにぎり、焼きマシュマロ。すいとんは、昨日作った竹の器を使って食べます。
まずはすいとんの団子作り。こねる作業は意外と力が必要になります。班の中で交代しながらこねていきます。できあがった生地は思いおもいの形に丸めます。星型や、ハート型などオリジナリティあふれた形が並びます。
そのあとは、野菜を切る係と、火を起こす係で分かれて進めていきます。今回、人気が高かったのは火起こし。周辺に落ちている枝を一生懸命集め、火にくべていきます。
不思議なのは、ずーっと火を見ていても飽きないこと。人は本能的に、火から温かみや落ち着きを感じるのかもしれません。自然の偉大さと不思議を改めて感じます。
時には休憩しながら、日向に当たって日向ぼっこをしながら、のんびりとした時間が過ぎていきます。
ふれあいの村で作った味噌で味付けをし、いよいよ完成！味噌の豊かな香りが辺りに広がります。口いっぱいにほおばると「あぁ～」と声が出てしまうほど体に染み、「美味しい～」という声があちこちから聞こえてきます。
竹の器に合わせ、おにぎりのお皿も竹。世界に一つだけの器で食べる、身も心も温まる、すいとんができました。
デザートには焼きマシュマロ。おき火を使って焦げ目がつくまでじーっと我慢。そして、甘いものを食べると顔が自然と笑顔になります。不思議なものです。
片づけをしたあとは、しばしの自由時間を楽しみ、おわりのつどいです。
おわりのつどいの中では、ユニバーサルキャンプ卒業式をおこないました。高校を卒業し、４月からは新たな道を歩み始めます。みんなへ「頑張ります！みんなも頑張って！」とエールを送ってくれました。
毎年、誰もが１人ひとりを認め、温かい気持ちで受け入れる環境のあるユニバーサルキャンプ。キャンプは非日常生活での共同生活でもあり、社会の縮図でもあります。
これからもずっとこのユニバーサルキャンプが、どんな人にとってもいごごちの良い場であり、いつでも帰ってこれる場であるよう、お待ちしております。
また成長したみんなに会えることを心より楽しみにしております！！
多田（らん）
