朝ご飯を食べた後は、宿泊棟のお掃除です。
みんなで協力して、「あっちーこっちー」とモップをかけます。
モップをかけたら、一か所にごみを集めてお掃除完了♪
この後は、アウトドアクッキング。
メニューは、「ダッチオーブンで作る手づくりパン」と「春野菜のスープ」です。
パン作りでは、サラサラとした手触りだった小麦粉も水を加えてこねていくうちに、
ぐにゅぐにゅとした感触に、さらにこねていくと肉まんのようにホワホワとした手触りになりました。
次第にパンのいい匂いがしてきます。こねあがったら、発酵をさせます。
この間に、スープ係と火係に分かれて活動します。
スープ係では、子どもたちが怪我なく包丁を使って切ることができるように、
保護者のみなさんに食材を一度切ってもらい食材が切る時に安定するように
ひと手間加えてもらうようにします。
火係では、炭火の作り方と薪での火おこしをします。
料理の成功を握る火係、火傷の恐れもあるのでレクチャーを聞く参加者の目も真剣そのものです。
恐るおそるマッチを付ける子どもたち、火がつくと「できた」という表情がでて、笑顔になっていました。
スープとパン両方の準備ができたら、子どもたちは特別任務。
みんなが使う食器を食堂まで取りに行きます。
仲良く2人1組で持つ姿が印象的でした。
子どもたちが特別任務に向かっている途中では、炊事場ではパンが焼きあがり、
辺りにはパンのいい匂いが漂っていました。
パンの香りに合わせて、スープのおいしそうな匂いがしてくると
保護者のみなさんのお腹の減りもピークに達していたようでした。
子どもたちから食器を受け取り、配膳をしたら、いよいよいただきます。
みんなお腹が減っていたようで、ペロリと食べきっていました。
ご飯が終わったら、みんなでお片付け。
子どもたち自身がしっかりと洗いものができるように、大きな水槽にお湯を入れて
自分たちが使った食器を洗います。洗った食器は、保護者のみなさんに濯ぎという名
の仕上げ洗いをしてもらいます。
引き続き子どもたちは、自分たちの出来る片づけをします。
イスを片づけたり、洗ってもらった食器を拭いたりしていきます。
子どもたちの出来る片づけが終わったら、最後のたんけんへ!
斜面でごろごろとみんなで転がったり、お尻をついて滑ったりしました。
たんけんからかえった子どもたちの手には、枝や木の実など
たくさんの自然物があり、たんけんを満喫した様子でした。
2日間を通して、自然の中で活動した子どもたち、五感をつかっていろいろなものを見つけることができました。小さな花を見つけたら、実際に顔を近づけて花の匂いをかぎ、「甘い匂いがする!」鳥の鳴き声にも「今、なにか聞こえた」と子どもたちなりに自然を感じている様子が印象的でした。
おうちに帰っても、親子みんなで自然の中へ遊びに行ってほしいなと思います。
『あいかわ森のようちえん』にご参加いただきありがとうございました。
また、ふれあいの村でお会いできることを楽しみにしております。鷲山わっしゃー