まだ、周りが暗く星が見えている中、多くの参加者の方々が来て下さいました。
「まだ星が見える!」と子どもたちは朝から元気いっぱい!
火付け後も順番に薪を入れていき、大豆をコトコト煮込んでいきます。
途中、昨日仕込んだもち米と米糀で作られた甘酒を振る舞い、冷えた身体を暖めます。
「優しい甘さですね」と糀の作りだす甘味を感じていただけたようです。
朝ごはんの後は、昨日から宿泊しているロッジの掃除を行い、荷物整理をします。
荷物をまとめた後は『手作り豆腐作り』
昨日から水に浸けていた大豆をミキサーにかけ、こし布でよ~く絞ります。
お父さんたちが協力し合って最後のひと絞りをしている様子は、とてもパワフルでした。
絞り出された豆乳をナベで煮て、にがりを打つ。後は完成するまでしばらく待ちます。
豆腐の完成を待っている間、今度は味噌作りをスタートします。
味噌作りに入る前に、5時から煮込んでいた大豆を味見すると…、
とても柔らかく、「甘い!」「おいしい!」と絶賛です。
このずっと煮込んでいた大豆をザルにあけ、ミンチ機を使って挽くと、
ミンチ機の穴からはニョロニョロっとモンブランのようになった大豆がどんどん出てきます。
ミンチ機で大豆を挽いた後は、お昼御飯です。
献立は昨年作った味噌のお味噌汁、発芽玄米とおかか入り白米のおにぎり、昨年作った麦味噌と米味噌をつけて食べる野菜スティック、そして班のみんなで作った手作り豆腐です。
良い香りの味噌、甘味が広がる豆腐。
みなさん沢山おかわりをしてくれました♪
お昼の後は、4つあるタライの大豆の分量を同じにし、麹と塩を混ぜこんでいきます。均等に混ざるように子どもも大人もがんばって混ぜている姿が印象的でした。
混ぜた後はタッパーに味噌を詰め、雑菌が増えないように塩をしき、蓋をします。
味噌はこれから11月ごろまで冷暗所で寝かせます。
市販の味噌と違い酵素が働いているので、熟成はずっと続きます。
1年2年と香りや風味も変わっていくので、自分の好みの味にできるのも手作りの魅力ですね。
また、添加物への意識が高まっている昨今、味噌のようにほぼ毎日食卓に上がるものだからこそ、無添加の味噌は安心して食べることができるのではないでしょうか。
後約半年、味噌のできあがりを楽しみにお待ちください!
また、その時にはその様子や感想を頂けると幸いです♪
天野あまがき