真冬並みの寒さが連日続いています。ふれあいの村は、朝方に氷点下2℃を記録。太陽の暖かさを身をもって感じます。
しかし、寒いからこその自然現象もたくさん!ふれあいの村では、あちらこちらに氷の世界が広がっています。
まずは『霜柱』。思わず踏んで、ザクザクという音と感触を楽しみたくなります。日が当たって、キラキラ輝く姿はまるで宝石のようにも見えます。
モグラが堀った土を地上に出してできた、『モグラ塚』。このモグラ塚にも霜柱ができていました。
少し歩くと、山野草園に植物の『シモバシラ』がありました。秋に咲く白い花も美しいですが、冬に作る氷の花もとても美しい!根元に目をやると、氷でできた花の様な霜柱を見ることができます。
ふれあいの村から登ることができる高取山、仏果山の山頂付近でもシモバシラの氷の花を見ることができます。寒い冬だからこその景色!登山に向かう方は、是非足元に目を凝らしてくださいね。
そして、かわせみ棟前の池も氷がありました。表面が2mmほど凍っています。付近の木から落ちた落ち葉と一緒に凍っていたため、割って見てみると、自然が作り出した芸術作品が完成していました。
池の中の鯉は冬眠中。このつめた~い水の中で無事なのか心配です。
所せましに広がる氷の世界。植物の観察も良いですが、氷の観察もこの時期ならではのひとつの楽しみであります♪
多田(らん)