クルミの木を回るとクルミを食べた跡が2種類ありました。
一つ目はきれいに半分に割られています。
このクルミを食べたのはリスです。想像ですが、
きっと手先歯先が器用なのだろうなと思ってしまいます。
二つ目は、クルミを真横から穴を開けて食べています。
このクルミを食べたのは、アカネズミです。
リスとは、食べ方が異なりますが、クルミの両側から穴を開けて食べています。
勝手な想像ですが、アカネズミはリスとは違いせっかちなのかなと思ってしまいます。はやくクルミを食べたいという気持ちが伝わってきます。
ただこのクルミ、人の手だけではなかなか割ることはできません。
リスもアカネズミもとても強力なアゴの力を持っていることでしょう。
アカネズミでもなく、リスでもない。
このクルミを割ったのはだれなのか。周りを見ると大きな石があり、そこにはなにかを打ち付けたような白い跡が残っています。きっとこの石を使ってクルミを割ったのでしょう。
想像でしかありませんが、野外炊事に来た子どもたちがクルミを見つけて、大きな石を使いクルミを割ったのだろうなと思いました。
小さな発見から、普段見えない子どもたちの活動する姿が見えて、とても嬉しくなりました。
*クルミは、動物たちの冬の食べ物になるので、見つけても割らずにそのままにしてくださいね。
鷲山わっしゃー