そんな日の村内巡回中、ふと日本の昔話『ウサギとカメ』が頭をよぎりました。
見えたのはヨコヅナサシガメ。肉食のカメムシで、刺されるととてつもなく痛いようです。
どうやら食事中のようで、1匹の虫に5匹のヨコヅナカメムシが、
何度か食事風景を見たことがあるのですが、ほとんど毎回、複数のヨコヅナが獲物の体液をチューチューしています。
正直、それを見ると横綱のイメージが霞みますね。
それはさておき、なぜ『ウサギとカメ』が頭をよぎったのか、
それは今回の獲物がアブだったからです。アブと言えばハエの仲間で、なかなかのすばやさです。
今年の夏も刺された人は沢山いるのではないでしょうか。
そんなすばやいアブ(ウサギ)がヨコヅナサシガメ(カメ)に捕まっていたのです。
何がおきていたのでしょうか。
複数で囲んで襲う。なんて事はないと思いますが、気付かれないほどゆっくりと近づいて刺したのか、本当は物凄く素早い動きができるのか。気になりますね。
いつか現場を見てみたいものです。
もし、現場を見たことがある!と言う人は是非教えてください!
天野あまがき