セミの鳴き声も次第に小さくなり、辺りが暗くなるとコオロギやマツムシなどの
秋虫が綺麗な音色を奏でています。
もう秋ですね。
村内のヒガンバナも秋の訪れに気付き、球根から芽をのばしています。
ヒガンバナは球根の状態から約1週間で花を咲かせるので、気付いたら道に真っ赤な花が沢山咲いていた、なんてことが結構あります。
さて、このヒガンバナ、
実はけっこうアゲハチョウにモテるのです。
真っ赤で情熱的な色だからか
燃えるような花の形だからか
蜜がとても美味しいからか
今回はクロアゲハチョウがふらふらっとよって来たと思えば、ずっとヒガンバナから離れようとしません。近くに寄ってみると、飛んで離れるもののすぐに戻ってきます。
ほかにもモンキチョウがヒガンバナによって来ましたが、何度か蜜を吸ったあとどこかへ飛んで行きました。
最後に残ったのはクロアゲハ。
熱心にヒガンバナの蜜を吸うクロアゲハと直ぐに去ったモンキチョウ、
同じチョウチョでも種類により好みのタイプが違うなんて、面白いですね。
天野あまがき