一瞬、誰かのいたずらかと思いましたが
これは動物の爪痕ですね。
木に登る動物は何種類かいますが、愛川ふれあいの村ではタヌキやアナグマ、ハクビシン、リス、ムササビ、サルなどが思い当たります。
まず、サルはこんな爪痕が残る訳が無いので除外するとして、
この爪痕には4本と5本の物があります。
タヌキは前肢(ぜんし:前足)4本、後肢(こうし:後ろ足)4本なので除外。
ハクビシン、アナグマは前肢、後肢5本ずつあるので除外します。
残るはリスとムササビですが、同じリス科の動物だけあり、両方とも前肢4本、後肢5本とゆびの数が同じです。
爪痕は見てみると、やや横向きについている痕と、やや縦向きの痕があるので、
おそらくこんな感じで木に登っていたのではないでしょうか?(左)
この長さを測ってみると、だいたい15㎝。
ムササビの体長は約30~50㎝、
リスは体長16~23㎝なので、この爪痕はおそらく『リス』でしょう。
野外炊事場で見かけた事はありましたが、まさかロッジの近くまで降りてくることがあるとは思いましませんでした。
皆さんも、何かの痕を見つけたら、色々調べてみてはいかがでしょうか?
きっと面白い発見がありますよ!
天野あまがき