先日は全員で集会室に泊まり、家族ごとの寝床で就寝しており、参加者の中には「良くは寝むれなかったが、良い経験ができた。」と嬉しい感想を頂きました。
さて、親子で防災キャンプ最終日の本日は、『サバイバルクッキング』を行います!
食堂で朝食をとった後は、寝床の撤収と活動で使った場所の掃除を行います。
皆さんテキパキとダンボールを解体し、毛布をたたみ、回収場所に持っていきます。
子ども達も積極的に掃除に参加し、自分より背の高いホウキやモップを使って床を綺麗にしていきます。
掃除の後は、いよいよサバイバルクッキングスタート♪
今回のメニューは、ビニール袋で作るカレーと、炊飯用のハイゼックス袋というビニールのような透明な袋で炊いたご飯、そして乾物のみを使用した和え物。
以上の3点をつくりました。
どれも水をできるだけ節約して作れる調理法で、袋の中に食材を入れて沸騰したお湯に入れたり、混ぜたりすることで料理が完成します。
この袋を使った調理法は、温野菜も作れますしオムレツなども作れます。防災訓練としてでなく、日常の生活でも活かせるワザです。
是非お家に帰ってからも、このテクニックを使い料理をして頂けると嬉しいです。
今回のキャンプでは、様々な家族との触れ合いを通して、防災に関する意識や知識を共有しました。自分はこう思っていたが、こういう考え方もあるのか、など新しい発見があった事と思います。
きっとこの発見が災害に対する行動の選択肢を増やしてくれるのだと思います。
望むべきではありませんが、このキャンプで得たものが、万が一の時に活かせてもらえたらとても嬉しく思います。
天野あまがき