村内で見つけたこの植物はアオキと言います。
この植物は、村の中にとどまらずに林や公園などでも良く見かけます。
斑入りのものが植えられているところを見ることもあります。
良く見かけるということは、それだけ増えているということなのです。
最近では森の中でとても増えて、他の生き物を困らせています。
山に緑が増えていいことだ!と思う方も多いと思います。
しかし、アオキが増えると他の植物に光が当たらなくなったり、生える場所がなくなってしまいます。
それでも、植物が増えていいじゃないか!と思う方もいると思います。
もしアオキが森の中を覆ってしまうと、虫や動物が食べている植物が少なくなってしまいます。
そのため、このような連鎖がおきます。
アオキが増える⇒虫や小動物が食べる植物が減る⇒虫や動物が減る⇒虫や小動物を食べる鳥や動物が減る
これではアオキばかり増えて、他の生き物が減ってしまいますね。
自然には色んな種類の生き物がいるため、森がきれいに保たれていたり、川の水がきれいだったりします。
生き物はお互いに関わりあいながら生きているのです。
豊かな自然を保つためには色んな種類の生き物がいることが大切なのです。
石川