台風7号が近づいています。その影響で、本日午後からは雨予報。夜には強雨・暴風に十分注意をして過ごしてください。ふれあいの村でも暴風で飛んでいってしまいそうなものを中にしまっています。
昨日から引き続き、本日も1weekキャンプについて書いていきます。本日は、3日におこなった「川遊び」について。子どもたちの様子をお伝えします。
台風6号が近づいていたにも関わらず、うまく重なることなく見事な晴天を迎えました!天気予報では36度の猛暑日。熱中症に気を付けながら川遊びを安全に楽しくやろう!と、子どもたちへ声をかけます。
透き通った川を目の前に、いざ川へ!想像以上の冷たさに、「ひょぉっっ!」と声を上げる子ども達。近くにダムがある関係で、ダムの冷えた底水が川に流れています。なので、夏でも割とヒンヤリとした川の水なのです。
そーっと、一歩ずつ踏み入れる子ども達。人生初めて川遊びをするという子どももいて、「どう?」と聞いてみると「冷たくて気持ちいい!」「意外と流れがある!」「石がごつごつしている」など、川ならではの部分を感じとっている様子。
いざ川遊び!となれば、「どうやって遊べばいいんだ?!」という子もいましたが、すぐにそれぞれの楽しみ方を見つけます。スタッフを中心にひたすら水を掛け合い、頭の上からびっしょり!「気持ちいいね~♪」子どもたちの笑顔が絶えません。
ただ、ずーっとかけられたスタッフは耳にも鼻にも水が…。子どもたちの笑顔のために体を張ります。お互い握手した状態で水を掛け合い、ギブをした方が負け!そんな水かけゲームも流行っていました。最初はスタッフと。次第に子ども達同士での掛け合いに!次第に他の班との関わりも増えていきました。
そして、端の方では「魚とり」を黙々とやる子ども達。道具の数に限りがあるため、みんなで交代しながら使います。「貸してほしい~」という声掛けもですが、「俺だいぶ使ったから次使う人ー!」という譲る声掛けもありました。
遊びの中で、そういった思いやりがあることは、誰かと一緒に遊ぶからこそのこと。子どもたちの優しさも垣間見えました。
そして、川魚探しは始め「ここって魚いるのかな?」という疑問から始まり、誰かが「おい!魚がいたぞ!」という声掛けによりヒートアップ!「カジカ」をゲットするために一気に漁師が増えます。
数人で協力しての追い込み漁や、一人で捕まえる海女さんスタイル。さまざまな方法で次々に捕まえていきます。次第にコツが掴めたようで、自ら掴み取りに行くよりも、魚がやってくるのをじっと待って、いっきに捕まえる。極めてきました。
捕まえた魚を集めて、みんなで鑑賞タイム。自分が捕まえたということはもちろん、「みんなでこんなにたくさん捕まえたんだね!すごい!」と、自分以外のみんなをほめる姿も印象的でした。
しかし、問題がひとつ残ります。「さぁ、この魚をどうしようか?」これも子どもたちに考えてもらいたく、問いかけます。「持って帰る?でも育てられないよね」「食べる?!そもそも食べられるの?」色んな意見が飛び交います。
最後には「魚のお家はここだから帰そうか」と、意見がまとまり、川遊び中はみんなで鑑賞。終わったら最後川にみんなで帰しました。
子どもたちで感じたことは、川特有の楽しさや、川遊びの解放感。その他に、「他の班の子とたくさん関わることができた」といった感想が多く出ました。自分たちで考えた遊びができ、遊び力もUP!友達も増えた。最高の1日になったようです。
多田(らん)