そんな中、湿気を好む「ヤマビル」を探しに、村内を歩いてみました。
もちろん、ヤマビルに血を吸われないように対策はしていきます。ちょっと格好悪いけれど、長ズボンの先を靴下に入れて皮膚を隠すとよいのです。
本当は、さらにヤマビルの忌避剤や虫よけスプレーを足元にかけるとよいのですが、今日はヤマビルと出会いたいため、かけませんでした(笑)。
しばらく探しながら歩きましたが、なかなか見つけられません。雨は降っていなのと、土と同じような色をしているので見過ごしてしまったのかもません。
自然観察路を20~30分ほど歩くと、数匹発見!
人の気配を察知すると、尺取り虫のように伸び縮みを繰り返しながらすごい勢いですすみ、地面からあっという間に靴の上にあがってきます。
(暗い山道だったので、うまく写真は撮れませんでした…)
ちなみに…
◆ヤマビルに血を吸われたら…
それほど恐れることはありません。痛みやかゆみもほとんどない場合が多く、命にかかわるような病気になることはないようです(体質によって、腫れたりかゆみが出る人もいます)。しばらく血がとまらないことがあるので、消毒して絆創膏を貼っておきましょう。
◆もしヤマビルを見つけたら…
知らぬ間に、人間や野生動物に取りついて血を吸ったヤマビルはその後、卵を産みます。ヤマビルをそのままにしておくと、どんどん増殖するため、見つけたら除去しましょう。
◆ヤマビルの除去の仕方
・塩をかける。(濃度20%以上の塩水でもよい)
・消毒用エタノール、虫よけスプレーなどをかける。
・たばこやライターの火であぶる。(やけど注意)
※無理やりひっぱると、血が止まらなくなることがあります。
落ち葉の積もったじめじめしたところを歩くときは、塩や消毒液、
虫よけスプレーを持って行きましょう。
★野外活動ではなるべく素肌をなるべく出さないこと
×短パン・はだし・サンダル ○長ズボン・長めの靴下・運動靴
※その他、長袖・帽子・首にタオルを巻くなども効果的です。
★さらに、下記の忌避剤、殺ヒル剤があると効果的です。
写真左から①ヤマビルジェット、②ヤマビルファイター、
③ヒル下がりのジョニー(①は殺ヒル剤、②③は忌避剤)
愛川ふれあいの村内で野外活動する場合や、高取山・仏果山に行かれる場合は、ぜひヤマビル対策をした上でお越しください。ヤマビル増殖防止にご協力お願いします!
梅本(チーズ)