そんな天気の中でも、利用者の強い気持ちは変わりません。本日も利用団体はキャンプファイヤーをやる予定で薪を組みます。団体の方はぎりぎりの時間まで、引率者間で話し合ったり、村職員と相談をして決定していました。
ところで、天気を自然の中から予知することは昔から生活の知恵として、人々の中にしみついているのではないでしょうか。
例えば、前日の夕立ちや当日の朝焼けが鮮やかである、ツバメが低く飛ぶ、頭が痛くなるなどが雨が降る兆候としてあげられます。村では山に灰色の雲がかかると雨が降る兆候です。普段勉強をしない子が急に勉強をするようになると、雨が降るなんていう迷信もあります。
昔から人は様々な情報の中から、天気に関するものを取り出して活用していました。人と天気は切っても切り離せない関係にあるようです。
様々な技術が進歩していくこの世の中で、天気を100%当てることができるシステムが開発されたら、便利だと思いませんか。村でいうと利用者が晴れの日と雨の日のプログラムで迷うように、必ず皆さんは雨によって予定を左右されていることがあるはずです。今回はキャンプファイヤーについて、団体の方とお話をしていて、そんなことを思いました。利用者のおもいの強さは今も昔も変わらずに、コロコロ変わる天気とは正反対だと感じた今日この頃でした。
石川(う~ま)