まずはこの虫です。4月25日のブログでも紹介しました。名前はヨコヅナサシガメと言います。
この虫は不用意に触れると針のような口で刺します。刺されるとかなりの激痛に襲われるため注意が必要です。
普段どこにいるかと言うと、木の表面に群れをなしていることが多いです。村内ではサクラやハリギリ、イチョウ、ポプラに付いているのを見つけました。
ちなみに、左が成虫で右が幼虫です。
次にこの虫です。名前はヒメツチハンミョウといいます。
この虫は、体内に毒を持っています。棒でつつくと死んだふりをして、長いことジッとして動かなくなりますが死んではいません。このときに関節から黄色い液を出すのですが、この液が毒なんです!皮膚に付くと火傷の様になったり、食べてしまうと死んでしまう事もある猛毒です。もし触ってしまったら、すぐに水で洗い流しましょう。
この虫はあまり見かけることはないのですが、見つけたら注意が必要です。なぜかというと、この虫は動きが遅く、見ての通り不格好です。そのため子どもたちにはいじられやすいものと思われるためです。
ハチをわざわざ追いかける子どもはいませんよね?そのため、こういった虫たちの方がより注意が必要なんだと思います。これらの虫を見つけたら、何もせずに観察するだけであれば何もしてきません。虫たちだってこわいからびっくりして攻撃してくるのです。
お友達同士でもそうですよね。いたずらされたらやり返しますよね。見た目が他と違うからって悪口を言ってはいけません。お友達と仲良く過ごすには優しく接することが一番だと思います。
石川(う~ま)