苔たちです!
苔には乾燥した日が続くと※仮死状態となり、水を与えると復活するという性質が有ります。
※仮死状態とは、外見上は枯れているように見える状態です。
生育場所も様々です。
木の表面に生えるものや地面に生えるもの、コンクリートの表面に生えるものもいます。
木の表面でも生えているところがはっきりと分かれている木が見受けられました。どうしてか皆さんはわかりますか?
答えは日当たりです。
日の当たる南側には苔は生えにくく、あまり日の当らない北側に良く生えます。
木の種類やその土地の気候にもよりますが、苔で方角を見ることもできるかもしれませんね。
雨で元気な苔たちを紹介します!
木の表面にはキウメノキゴケ(左)やマツゲゴケ(中央)が生えていました。
地面にはコツボゴケ(右)がまるでじゅうたんのように広がっていました。
かわせみ棟の手すりにはヒメジョウゴゴケ(左)がいました。
また苔の中にはなにかが隠れていました。皆さん分かりますか?…そう、シャクトリムシです!その名もキスジシロヒメシャク(右)でした。かくれんぼが上手ですね。
このように苔も他の生き物と同様に多くの種類と様々な形があります。また、自然や生き物を良く観察することで知ることのできる情報もあります。
皆さんも自然や生き物の不思議に出会ったら、調べてみると面白い発見が有るかもしれませんよ♪石川(う~ま)